サテライトゆるふわパラパラチャーハン

サテライトゆるふわパラパラチャーハン(エコー)

【シングル】†レヒレキラー†モルペコDS

げんき●っぱいのモルペコ

 

【前置き】

カプ・レヒレが憎い。

優秀な耐久と耐性によりまずもってワンパンなどできない。火力も最低限あるのでシンプルに殴り合いになった時に半端な火力のポケモンは負けることが多い。

おまけにミストフィールドも兼ね備えているので状態異常による誤魔化しも効かず、初手の起点作りも阻害される。

ヒレが憎い。レヒレが憎い。

ヒレをワンパンしたい…………!

 

そして生まれた超強力二人格娘!

充電パワーで憎いレヒレをやっつける!

 

【型紹介】

モルペコ(†レヒレキラー†のすがた)

努力値:DSぶっぱ。余り4はどこに振ったか忘れた。

持ち物:弱点保険

技:オーラぐるま/氷の牙/雷パンチ/充電

ボール:リピートボール

エフェクトでフォルムチェンジ感を出すためにリピートボール。胸を盛るのはえっちなのでHと書かれているハイパーボールもありだったかもしれない。

 

【レヒレ暗殺チャート】

①相手のパーティにレヒレがいることを確認し、初手でラグラージを選出。

②初手レヒレ、もしくは後出しレヒレ1点読みで後攻クイックターン

③レヒレとモルペコが対面。このターンの終わりにモルペコははらぺこもよう(オーラぐるまが悪タイプになる方)にチェンジ。

④ここで相手はこちらがはらぺこスイッチのターン調整を誤ったと勘違いする。オーラぐるまも怖くないのでムンフォで潰してしまおうと突っ張ってくる。

⑤レヒレの上を取り充電。Dを上げることでムンフォを耐え弱点保険が発動。このターンの終わりにモルペコはまんぷくもよう(オーラぐるま電気)にチェンジ。

⑥充電で2倍、弱保のA2アップで2倍、タイプ一致で1.5倍、弱点で2倍。

合計12倍の火力の電気オーラぐるまがレヒレに襲いかかり、レヒレは跡形もなく爆散する。

 

交代してきたとしても相手が電気を無効化・半減できるポケモンがいなければ6倍火力のオーラぐるまが襲いかかり、ランドロスなど出そうものなら交代読み氷の牙で相手のパーティは半壊する。完璧なレヒレ暗殺チャートである。

ちなみに眼鏡レヒレのムンフォは耐えないが、回復ソースのないレヒレはHP管理が重要となるためはらぺこ模様のモルペコに対しても引いてくる。引いてこい。眼鏡レヒレなんか使うな。

 

【構築】

*モルペコ

パーティの軸。レヒレアサシン。

 

ラグラージ

モルペコの相棒。本人は別にモルペコのことは相棒だと思ってない。

 

カバルドン

ヒレを釣るための撒き餌。

 

バンギラス

このパーティ使ったの3年前なのでなんで入れたのか覚えてない。多分鉢巻持ってたと思う。

 

トゲキッス

なんで入れたのか覚えてない。多分光の粉持ってたと思う。

指を振るでギガドレ引いてヌオーを殺した実績があるすごいやつ。

 

アーゴヨン

ラグラージをワンパンする草タイプに滅法強いポケモンラグラージはこいつのことを相棒だと思ってる。

モルペコが眼鏡レヒレにワンパンされても裏のこいつを死に出しすることでビーストブーストの起点にできる。

最初からこいつでレヒレを狩ればいいのでは……?

 

【使用感】

ヒレはめっちゃ出されるので弱保発動率は良い感じ。

交代して出てきたバンギを吹き飛ばしたりした。

ドランの大地で弱保を発動させたり、ウツロイドの攻撃を耐えてオーラぐるまでS逆転して勝ったりと謎にD振りが活きる場面が多々あった。

オーラぐるま自体が破格の性能なのでなんだかんだ活躍はしてたと思う。使ったの3年前なのであんまり覚えてない。

あとアーゴヨンが強かった。

みんなもレヒレ対策にアーゴヨンを使おう。

【ゲームの感想】アノニマスコードをクリアしたよ!(ネタバレなし)

こんにちは、黒金です。ちょうど1年前に発売されまアノニマスコードというゲームをプレイしたのでネタバレのない範囲(体験版や公式情報の範疇)で感想を書いていこうと思います。

 

なんでもアノニマスコードは科学アドベンチャー?というシリーズの最新作らしいです。

なんとあの名作、シュタインズゲートもこのシリーズの2作目に位置する作品らしいです。いやぁあのシュタゲがシリーズものの作品の一つだったなんて知りませんでした。

シュタゲと今回プレイしたアノニマスコードもそうでしたが、このシリーズは世界観自体は繋がっているものの、作品は単体で完結しているらしいのでどの作品も単発で遊んでも楽しめるものらしいです!

歴史の長いシリーズ作品ってなかなか手を出しづらいですが、単発で遊んでも楽しめることがわかっていると自分の興味の湧いた作品から気軽に手を出せるので安心しますね。

 

閑話休題アノニマスコードについて感想を語っていきたいと思います。

 

 

*世界観

舞台は2037年の中野区。

実在する地域が舞台になってる物語って触れてて「あり得るかもしれない」っていう現実味を感じられるのが良いですよね。

そんな実在と嘘の境界って感じの作風が好きなんですが、今回のアノニマスコードはもうそのど真ん中でした!

中野区という実在する地域の2037年という未来を描くことで、未来で本当にこんな技術が生まれるかも!こんな風に都市が変化するかも!みたいな興奮がありました。

私は特に理由はないのですが中野区には数回行ったことがあるので、見たことのある実在する建物やスポットが作中で登場するのも没入感を高めてくれました。

AIAR、ドローン、BMI(ブレインマシンインターフェイス)といった実在する技術を拡張させた技術も多く登場するので、本当にこんな未来が来るんじゃないかなという気持ちにさせてくれます。

 

こんな風に極めて現実に近い土台が世界観として作られていたおかげで、物語の中で起きる事件や陰謀も本当に起きるんじゃないかという緊張感を味わいながら読み進めることができました。

実在する都市伝説や陰謀論も取り入れているので、物凄く現実に近い位置にある物語を味わえました。

 

どうやらこのシリーズの作品は全て実在の地域が舞台らしく、シュタインズゲートもそうでしたが、こういったあり得るとあり得ないの中間のグレーになる世界を描くのが本当に上手いらしいです。

こうなるとこのシリーズの他の作品も気になっちゃうなー!

 

opムービーにも実在する用語とか色々出てきて興奮する。GAME OVERって曲がopなんですが、めちゃくちゃかっこいい曲だ。原作者が作詞作曲してるらしい。スゲー。

youtu.be

 

 

*ゲームシステム

・セーブ&ロード

アノニマスコードはテキストを読んでストーリーを進行していく一般的なアドベンチャーゲーム。当然ストーリーの分岐要素もあるわけなのですが、このゲームは分岐のトリガーは「セーブ」と「ロード」なんです。

なんとプレイヤーがゲームのシステムとして使うセーブスロットに主人公の高岡ポロンもアクセスすることができるんです。

ポロンもゲームのプレイヤーと同じようにセーブ&ロード機能によるやり直しを駆使して事件に立ち向かっていきます(ちなみにポロンがセーブをするときに丁寧にプレイヤーがセーブしていないところを選んでセーブします。どうなってんだその仕様)

さらにプレイヤーがロード画面を表示させてポロンにロードを促すことで、ストーリーが分岐していきます。

ループものといえば色々ありますが、ゲーム内のシステムをプレイヤーと主人公が共有する、プレイヤーが提案して主人公に自発的にロードをさせるというのはなかなか新鮮でした。

 

・マンガトリガー

私がこの作品の演出で一番すごいなと思ったのがコレ。物語で重要なシーンが動くマンガのように描かれます。

アドベンチャーゲームって基本立ち絵とテキストによって描かれるので、どうしても動きが少なくなってしまったり視覚的にわかりにくい場面があったりすることが多いんですよね。

ほとんどのアドベンチャーゲームにおいて重要なシーンはイベントCGなどで補われることが多いんですが、アノニマスコードはイベントCGの他にもこのマンガトリガーによる演出を入れることで、視覚的なわかりやすさと展開の盛り上がりが物凄く強化されています。

体験版で遊べる範囲でもマンガトリガーによる演出を見ることができるんですが、そこではセーブ&ロードを使用する前後をマンガトリガーで描くことで世界の分岐を差分として視覚的にわかりやすくする工夫が感じられました。

このマンガトリガーが想像以上の発明で、盛り上がっているシーンでマンガトリガーに入った時の興奮はとんでもないです。全アドベンチャーゲームで採用してほしい。

 

 

*キャラクターとか物語の話

この作品で一番刺さったのが主人公のポロンとヒロインのモモの出会いでした。

友人達に見栄を張り「ガールフレンドがいて駆け落ちするつもりだ」と嘘をついたポロンは存在しないガールフレンドと待ち合わせをすることになったのですが、そこに現れるはずのない駆け落ち相手のモモが現れます。

この出会いが公式サイトなどの紹介で「些細な嘘と偶然の出会い」や「現れるはずのなかった駆け落ち相手」として説明されているのがめちゃくちゃ粋で好きなんですよね。

 

次にキャラクターの話なんですが、主人公の高岡ポロン、めちゃくちゃ正義感が強い。

いやもう正義感が強いとかではない。正義に取り憑かれている。

一度助けると決めた相手を助けるために明らかに敵に回しちゃいけない奴らも敵に回す。人助けのために動くという理念の前に全く理屈がないので何も躊躇わない。すごいよキミ。

めちゃくちゃフィジカルが高いので事件解決のためにどんどん突っ走る。そこにまどろっこしさが一切ないのがこの作品の魅力にもなってるように感じました。

アノニマスコードはハッカーがメインの物語でポロンもハッカーなんですが、バイクを運転しながら敵からのハッキングを防ぎ続けたりとハッキングシーンに動きが多いのも見応えがありました。

正義感と熱さを持ってるので周りに人もついてくる。俺も好きだよポロン。

 

次にメインヒロインのモモなんですが、こっちもこっちでかなり自分の意思を強く持ってる女。

ポロンがこの高スペックなので守られ系ヒロインかと思いきやこっちもなかなか突っ走る。

ネタバレになるので詳しくは語れませんが、このバランスが良い味を出してるな〜と感じました。

詳しくは語れませんがこいつら、めちゃくちゃ""です。

 

 

*作品全体の感想

全体的な感想なんですが、め〜〜〜ちゃくちゃ面白かったです。

ボリューム面の物足りなさや物語の小さな粗はあれど、全体的な展開の盛り上がりは物凄かった。

物足りない部分もクリア後にじっくり考えてみると「あれってこういうことだったのか……!?」という気づきがあったり、スルメ作品のような魅力も多い作品でした。

独特な部分が魅力として成立しているのは良い作品です。

 

 

いや〜〜〜科学ADVシリーズ、他の作品も気になるな〜〜〜〜!!!!みんなも気になるよね????

 

なんと!!!!現在科学ADVシリーズの作品は絶賛セール中!!!!!

 

PS StoreNintendo eshop、アプリ版など各種媒体にてセール中だ!!!!!(ツイート内のリンクでPS4版以外のセール状況も確認できます)

アノニマスコードも発売1周年を記念して50%オフらしいです!!!!!

(Amazonで売値見たら74%オフで売られ取りましたが)

科学ADVシリーズ作品であるカオスヘッドカオスチャイルドeshopではセール対象になっていませんが、こちらは移植版なのでセールしなくても売値が定価よりかなりお安いらしいです!!!!!!

 

科学アドベンチャーシリーズを始めるなら今がチャンス!!!!!!!!!

 

妄想科学ADVカオスヘッド

(聞いたところによるとアニメではなく原作ゲームに触れた方が良いらしい。カオスヘッド ノアが本編にあたるらしい)

想定科学ADVシュタインズゲート

(聞いたところによるとアニメでも良い感じの出来らしい)

拡張科学ADVロボティクスノーツ

(聞いたところによるとアニメも悪くないが細部まで楽しめるのは原作ゲームらしい。ロボティクスノーツ エリートってやつが本編に当たるらしい。DaSHってやつは続編らしい)

妄想科学ADVカオスチャイルド

(アニメではなく原作ゲームに触れた方が良いらしい)

超常科学ADVオカルティックナイン

(アニメを観た方が良いらしい)

メタ科学ADVアノニマスコード!

(買え)

 

全部が安い!!!!!!!!夏を逃すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

【日記】棚買ったよ!!!!!!!!!!

みなさんこんにちは!!!!!!!棚を買いました!!!!!!

イェ〜イ

Amazonで定価15,000円!!!プライムデー価格でなんと15,000円だ!!!!!!!!Fooooooooo!!!!!!!!!!

 

棚完成したし飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ飾るぞ

初手に飾る物じゃねぇ〜

 

飾る場所できたし橘ありすのフィギュア開封するぞするぞするぞするぞするぞするぞするぞするぞするぞするぞありするぞするぞするぞするぞするぞ

 

例のブツ

あけるぞあけるぞあけるぞあけるぞあけるぞあけるぞあけるぞありするぞあけるぞあけるぞあけるぞあけるぞあけるぞ

ウワーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

目が合う(メガah!!)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カ゛ワ゛イ゛イ゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛! ! ! ! !!!!!!!!!!!!!!!(音割れKawaii make My day!)

 

かかとが地面についてないところとかかわいいーーーーーー!!!!

ピンボケタチバナ

 

オンリーマイフラッグの方も開封した!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(ここに3世代のれいとうビームのSE)

 

ステキーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

衣装がブワってなってワーってなってるのがキャーだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

アクスタ達も呼んできたぞ!!!!!!!!!!

担当棚にしたぞ!!!!!!!!!!!!

なんてSanctuary

Rebirth My World

 

家に帰るとありすがいる。

みんなも15,000円で買おう、橘ありすのフィギュアを。

 

 

【ゲームの感想】おいでよ!さかだちの街

すなわちさかだち。

 

こんにちは。逆張りの街です。

軽い気持ちで購入した「さかだちの街」というパズルゲームをプレイ時間10時間以上の死闘の末に完全クリアしたので感想でも書いていこうと思います。

もう解き方覚えてないから多分またやれって言われたらまた10時間かかる。

 

*ゲーム性について

これに関しては公式のPVを見ていただくのが早いでしょう。

youtu.be

 

「さかだちをしたら空が下に見えますよね」

「だからそうなります」

そうはならんやろ。

 

「さかだちをサカサマに見るとぶら下がって見えますよね」

「だからそうなります」

そうは………なるのか………?

 

という感じで「さかだち」と「はんてん」の2つを使って世界の理をひっくりかえしながらギミックを解いていく新感覚脳バグパズルゲームです。

 

さかだちをして頭に血液が集中することで思考が回りやすくなってパズルゲームと相性が良いかもしれません。プレイヤー側もさかだちしながらプレイしてみるのもよいのではないでしょうか。私は首倒立しかできません。運動神経カスなので……。

 

*パズル面の話

このゲームのすごいところは「さかだち」という要素が全てのステージにおいて一貫しているところ。

ステージや面ごとに固有のギミックがあるのだが、パズルを解く上で必ずさかだちと組み合わせる必要がある。

固有ギミックはどれもクセが強かったり扱いが難しかったりするが、どれもさかだちを駆使することでパズルを解くことに繋がるので、「とりあえずさかだちして考えてみる」みたいなことを試しているうちにパズルが解けたりする。何事も行き詰まったら視点や発想をひっくりかえして物事を見ることが大切なのだ。

 

そしてこのゲーム、裏面がめ〜〜〜〜ちゃくちゃ難しい。

裏面にはリモコンという収集要素がある。

リモコンは入手して尚且つそのままリモコンが置かれているフェーズをクリアしなければ取得扱いにはならない。入手と入手した状態からクリアを両立する必要があるので、「リモコンは取れたがそこからクリアできない」「クリアまでの道筋は見えたがリモコンが取れない」みたいな場面もかなりある。

プレイヤーが駆使するのはさかだち一つで至ってシンプルなゲームなのだが、リモコンの取り方やステージクリアの仕方も「木箱で道を作る」「ぶら下がったまま落下」「桃白白式エレベーター(後述)」と多様なので、「木箱を積み上げて道筋を作るのが正解」だと思っていたら実際は「落下しながらリモコンを取るのが正解」だったというパターンもある。めちゃくちゃむずいのである。

 

こんなに難しくては思い通りにパズルが解けず、さかだちだけに頭に血が上り神経さかなでの街になってしまうのではないか?という不安もあるだろうが安心してほしい。

アクションが基本的にさかだちオンリーであるためとにかくごちゃごちゃ試していたら案外クリアできたりする。

そしてありきたりな言いようではあるが、詰まってしまったステージも一旦落ち着いて時間をおいてみると再開した時に思いの外あっさりクリアできたりする。本当にこれだったので試してみてほしい。休みを含めて長く遊べるゲームでした。

 

そしてこのゲームのクリアにおいてもう一つ必須になる要素がある。

それが主人公であるウララちゃんの圧倒的なフィジカルである。

まずウララちゃん、ジャンプ力がそこそこある。

そのため、ウララちゃんのジャンプ圏内までギミックを動かすことでウララフィジカルによりクリアをしたりするステージもある。

高度を利用して落下してクリアするステージもあるが、ウララちゃんは落下中にそこそこ斜め移動ができるため、ウララちゃんの斜め落下を駆使してリモコンを取ったりクリアするステージもある。

他にもさかだちしながら歩いたり、PVにも出ていた通り何もない地面を掴んでぶら下りながら移動したりする。そして頭の上に落下してきた木箱も余裕で受け止める。強すぎる。

そしてウララちゃんのフィジカルが最も活きるのが前述した桃白白式エレベーターである。

木箱の上に乗ってさかだちをすることで木箱ごとウララちゃんが上昇し高度をつけることができる。自らが投げた柱に飛び乗り移動する桃白白の上昇版である。

これにより高度をつけて斜め落下をすることでリモコンを取ったりクリアしたりもする。

また、ウララちゃんが木箱の間に挟まることでギミックの作動をずらすようなステージもある。フィジカル頼りすぎる。

フィジカルを駆使する場面が多いところについて、個人的にここは賛否がわかれる部分でもあるかなとは思う(というか死ぬほど悩んだステージがフィジカルでわりとあっさりクリアされて腑に落ちね〜となった場面が多少なりある)。

とはいえ圧倒的なフィジカルを駆使してクリアする絵面も面白いので個人的には好きです。腑に落ちないことはあったけども。

 

 

*締め

難しいゲームではありましたが色々試してクリアしていくのはかなり達成感があるゲームでした。

何度も言うけど駆使するのが「さかだち」一つでシンプルなのが遊びやすさ・面白さ・新鮮さを与えてくれてとても楽しかった。

ドット絵もかわいいし世界観のゆるさも含めてオススメできるゲームです。

ハマったゲームはどっぷり進めちゃうことも多いですが、さかだちの街は休みを挟みつつゆっくりプレイできたのも良かった。パズルが解けないことにイラつかないように適度な休養を入れつつ遊んでみてください。

それではまたお会いしましょう。

 

 

時代にあった設定だな〜。

ブルーアーカイブをはじめて半年くらい経ったのでまた好みのキャラの話とかする

急にブルーアーカイブのこと書きたくなったので1日で書き上げました。

 

こんにちは。山口久美子です。気がついたら始めて半年ちょいも経っていたブルーアーカイブ。レベルが85まで上がったので一区切りとしてまた好みのキャラの話とかします。

 

(前回) 

sateraitoyurufuwaparaparatyahan.hatenablog.jp

今回は新たに好きになってしまった生徒達の話をしていくぞ。

 

 

*黒舘ハルナ

ンイィ〜顔が良いね(直球)

正直私の中でかなり上位まで上り詰めてる女。テロリストなのに……

この女のニカって笑うところが好きすぎる。

おまけに距離がめっちゃ近い強い女。テロリストなのに……

顔が良くて振る舞いが上品すぎるので絶対ゲヘナに隠れファンとかいると思う。私ならなってるよ。テロリストなのに……

それでいて鯛焼き好きだったりEXスキルでどこからともなくみかんの箱取り出したり妙に庶民派なのがかわいい。テロリストなのに。

ハルナに一目惚れしてしまったゲヘナモブは軽率にお近づきになろうとしたものの美食と料理人と親密な仲の相手にしか興味がない彼女には相手にしてもらえず、やはり高嶺の花であったと無惨に散りながらも偶然彼女の庶民的な部分も目にしてしまって散った上でこの女から目が離せなくなってしまうんだ。テロリストなのに。

庶民派なだけでなく突然オモコロの企画みたいなことをしだす。

オモロ女すぎる。テロリストなのに。

絆ストーリーのあらすじがジェットコースターすぎるのもめちゃくちゃおもろい。テロリストなのに。

周りから不味いもの食べたら暴れ出す女として認識されているのもあまりにおもろい。テロリストだからね。

 

この女の一番強いところは「美味しい食事=先生と一緒にした食事」であったことに気がついた上で、そのことに照れたり焦るわけでもなく自分の気持ちとして受け入れてるところだと思う。強い女すぎる。テロリストなのに。

発言がいちいち強いのも強い。強いのは強いんですよね。テロリストなのに。

強い女すぎるのに照れる時にはちゃんと照れを見せてくるのが強い。

テロリストなのに……

 

ところで名前についてる舘ってレア漢字すぎない?君の名前以外どこで使うんだ。

難しい漢字使っといて公式で表記揺れしとんちゃうぞ!!!それでもテロリストか。そんなことでいいのか。うちらテロリストやぞ。

 

CV.田所あずさなのと母音が一致しているのもありたまに間違えてアズサって呼びがち。ごめリスト。

 

180度変わるけどなんか兄がいそうな雰囲気を感じる。この感覚はなんなんだろう。

先生とハルナ兄が恋仲になったらハルナはどんな反応すんだろ。受け入れてくれるのかな、新たな兄を。

 

 

 

*氷室セナ

強い女。白ベースのキャラデザが素敵。

無表情だったりクールだけど実は熱いハートを持ってる系のキャラ好きなんですが、彼女は無表情でめちゃくちゃ甘いこと言ってきたり先生が照れるようなこと言って距離詰めてくるのでやばい。音声作品の登場人物か?

 

メインストーリーで車両爆走させて先生を助けにくるシーンがかなり好き。やべー状況で飛び出さずにしっかりスタンバイできるキャラは有能。この手の車乗り回して助けにくるタイプのキャラってかっこいいよね。

なんか仕事人って感じのかっこよさも兼ね備えててめちゃくちゃ好きです。めちゃくちゃ好きなんです……

 

衣装違いとか来てほしいけど医学部の服装がしっくりきすぎてて別の服装が想像できない。

そんでもって目綺麗だなこの女…………

なんか純粋に好きなキャラデザに好みなキャラクター性と強さを盛られてお出しされたって感じの女なので見てると何も抗えない状態になってしまう。やばいです。

 

 

*飛鳥馬トキ

無表情オモロ女。すり抜けでバニー来い。

飛鳥馬って苗字良いね、大変素敵な名前です。飛鳥馬、あすま、アスマ……何故だかとても口に馴染む。すり抜けでバニー来い。

 

無表情でイェーイとか言うオタクが好きなタイプの女。好きですけど。すり抜けでバニー来い。

マシンスーツ着て戦うオタクが好きなタイプの女。好きですけど。すり抜けでバニー来い。

絆ストーリーで突然電流を走らせる女。

ネタが豊富すぎる。すり抜けでバニー来い。

 

言動に遠慮がないように見えて先輩達と一緒に活動していいのかなとか色々思い悩む女。愛おしすぎる。すり抜けでバニー来てくれ。

先生に対してシャーレで雇えオラオラみたいな感じでグイグイくるくせに同級生にはあまりにも無力な感じで遊びに連行されてたのがかなり良い。強さと弱さの振れ幅良いよね。すり抜けでバニー来ませんか。

メインストーリーでリオ会長失踪してシャーレの直属とまではいかない立ち位置で戦い続けてたの、自分の居場所を求めてる感じがとても切ない。これからは先輩達とシャーレとゲーム部とセミナーと怪盗とヤンクミと仲良くやってこうね。

 

外界から切り離された人付き合いの少ない生活を送っていたはずなのに煽り性能はめちゃくちゃ高い。スマブラでアピール使うためだけにドンキー選んでそう。マリカでウイニング甲羅とか絶対投げる。サイチェンドラパルトとか使いそう。匿名掲示板見てそう。名誉ゲーム部員すぎる。すり抜けでバニー来い。

 

 

*調月リオ&アバンギャルド

今最もプレイアブル化してほしい生徒2名。リオ会長、実はセミナーで一番好きです。セミナーグッズでハブられてたのかわいそう。

リオ会長のモーション付き家具はアバンギャルド君にしてほしいけど、そうなるとアバンギャルド君が生徒として実装される可能性が薄れてしまうジレンマ。

モモイミドリみたいにお互いのEXスキルに友情出演してほしい。リオ会長のEXスキル演出にはアバンギャルド君出てくるのにアバンギャルド君の方で出てくるのがユズだったりしたらNTRみたいで泣いちゃうと思う。

 

能力面において極めて信頼できる相手に世界の危機を相談したものの、その相手に死ぬほど嫌われていたので話し合いができなかった女。かわいそうだけど意見が食い違ったと分かった時点で攻撃しようとする会長も悪いよ。

 

アリスからは許してもらえたのに自分で自分を許せてないのがあまりにも痛ましい。それはそれとして横領して街作るのはダメだと思う。ロボは作ってもいいよ。

 

最終編でアバンギャルド君が格ゲーの容量で操縦される展開、マイ人生フェイバリットシリーズ作品のうちの1作であるロボティクスノーツみが強すぎてありえん興奮してしまった。

話逸れるけどミレニアムってめちゃくちゃロボティクスノーツなんですよね。めちゃくちゃロボティクスノーツなんですよ。ロボティクスノーツです。リオ会長は置いといてアバンギャルド君に対して感情がでかいのは間違いなく95%くらいがロボティクスノーツのせいです。話逸らしすぎてもいけないから戻すね。

 

アバンギャルド君もリオ会長が終末を回避するために生み出した一つであると言えるんだけど、2章では結果的にリオ会長の独善の美学のために使われた存在として終わってしまっていて、そこから最終編で改めて本当に世界を救うために活躍したのもめちゃくちゃに熱いんですよね。

リオ会長に伝えてあげたい。アバンギャルド君は世界を救ったよって。

 

アバンギャルド君のメモロビは中身メンテナンスしてあげる感じのやつもいいけど、子供たちと遊ぶ大人気ロボットになってるみたいなのも見たいな。みんなに愛されるロボットになってほしいよ。

 

アバンギャルド君大好きなのでくどいと言われようが今後もどんどん擦ってほしいしプレイアブル化もしてほしい。アリスが生徒として受け入れられるならアバンギャルド君も生徒として受け入れられるだろ。頼むぞヨンハ。

 

 

*静山マシロ

見てくれが好き(正直)

勘づかれていたかもしれませんが実は見てくれが好きです。

メモロビの絵柄とか雰囲気がなんか妙にエロゲみがある。

絆ストーリーで泣き顔見せてくれるところとかもかわいい。

見てくれが好きです。

 

ところでスカート短くない?正義はどうなってるんだ正義は。

スナイパーだけあって身体に対してライフルクソでかいのも良い。不釣り合いなサイズというのは良い。

それはそれとして制服のサイズは直した方が良いと思う。

見てくれが好きです。

 

 

 

 

新しく好きになったキャラ達で特に強かった生徒達についてはこんな感じ。

前回書いた好みーズ達についてもまた新しく語れることが増えたのでそういう内容も近いうちに書きたいね。とりあえず今回はここまでです。今回もオチはない。ネタがないのでね。ネタ尽きリオ。またお会いしましょう。

 

【漫画の感想】ハロー デウス・エクス・マキナ

ハロー警報

 

こんにちは。ハローキティです。

キティちゃんの頭についてるハローって名前じゃないんですね。この感想を書くにあたって調べて初めて知りました。言われてみればそりゃそうだって感じだけど。

 

本日は漫画作品「ハロー デウス・エクス・マキナ(7巻完結)の感想について語っていきたいと思います。微ネタバレくらいの範疇で話すので布教だと思って読んでくれるとありがたいです。読め。

この作品について一言で説明すると「メタネタの極致」

メタネタや漫画的表現を話の題材として展開されるコメディ漫画です。ノリ的には絶望先生に近い。

 

以下ざっくりあらすじ紹介。

主人公の作場ナナシは自分の存在している世界を漫画、ゲーム、小説などのフィクションであると確信している高校生。同時にこの世界にはフィクションの世界において欠かせないご都合主義(デウス・エクス・マキナ)が存在することも確信している。

そんな彼のクラスに転校生として(ここご都合主義)、ナナシの隣の席になったメインヒロイン(ここご都合主義)、楠マキナ(ここデウス・エクス・マキナ)が現れる。一文で3回もご都合主義を入れさすな。ちなみにこの露骨なご都合主義に対してはちゃんとナナシくんがツッコミます。そういう漫画です。

そうしてナナシとマキナが所属する文芸部の部室でありとあらゆるメタネタに切り口を入れる物語が展開していく。そんな感じ。

この作品の話するときデウス・エクス・マキナって単語めちゃくちゃ出てくるから長くて大変なんだよな。

 

 

以下主要キャラの紹介とか。この作品独特なキャラが多いせいでちゃんと話さないと作品の話が進めづらすぎる。

 

*文芸部

前述した通りナナシとマキナが所属するのが文芸部。部員については後述しますが、ナナシの妄言(フィクションの世界とご都合主義)に付き合う奴らの集まり。部員の全員が世界がフィクションであると確信している。こんな奴らに学校の文芸部の枠が奪われてるのあんまりすぎるだろ。

 

*作場ナナシ(さくばななし)

主人公。高校3年生の男の子。名前の由来は「作り話」。

前述した通りこの世界を陰で動かすデウス・エクス・マキナシャドーボクシングをしているやべー奴。

物語の起承転結の起と承の立ち位置が多い。フィクションにおいて使われるメタネタをナナシが話題が出して、それをその回の題材として進行していくのがお決まりの流れ。

 

デウス・エクス・マキナの正体を暴いて自分に干渉しないようにするのを目的に行動している。理由は自分の行動・選択が自分の意志によるものであることを確信して生きていきたいため。文芸部で一番文芸してない部員なのに思想が哲学か文学拗らせたタイプの陰キャなのがおもろい。

親友の小野寺マトに創作ネタ要員を兼ねて勧誘され文芸部に所属する。いろんな作品に触れる機会が多く、フィクションに関する知識を集めることができるため文芸部は自分に合っていると思っている。読者はそうは思っていません。

転校してきたマキナをデウス・エクス・マキナであると確信し、なんやかんやあって文芸部に引き込む。なんやかんやあるのだ。

やべー奴だけど痛々しいと頭のおかしいの中間くらいのやばさなので、ツッコミに回ることができる程度の理性はある男。

ツッコミ役というよりは、このメタネタ、○○じゃないか!と提言するタイプ。

物語の進行スタイル含めてノリが絶望先生っぽいって言ったのはこの辺にあると思う。

 

 

 

 

*楠マキナ(くすのき まきな)

メインヒロイン。3-6に転校してきた女の子。名前の由来は「デウス・エクス・マキナ」。

目に星マークが入っており天使の輪が頭の上に浮いているいたって普通の女の子。見た目がめっちゃ好み。目の中に変な模様とか入ってるキャラクター好きなんですよね。この子見て表紙買いしたとこある。

ちなみに頭の天使の輪は投げて武器にされたりノコギリ代わりにされたりもする。もっと大事にして。

 

常に笑顔なのがかえって機械的な雰囲気を出してて大変かわいい。

他者からデウス・エクス・マキナであることを疑われると決まって「私はデウス・エクス・マキナではないですよ」と笑顔で返す。作品におけるテンプレやり取りっていいよね。

デウス・エクス・マキナであることについては否定しているものの、デウス・エクス・マキナの存在や世界がフィクションであることについては肯定的。表情のパターンが無表情と笑顔くらいしかないのはどんな事態が起きてもご都合主義でなんとかなるという余裕の表れなのかもしれない。強すぎる。

 

機械的な雰囲気と作品自体のコメディの雰囲気もあってナナシに恋愛感情は抱いていないかと思いきや、この漫画がいつでも恋愛ジャンルに方向転換できるようにしっかりと恋愛感情はあるらしい。

カップリング厨の皆さん!!!恋愛ものです!!!!!

本人曰く「隙を見せたら押し倒してぶちしたいと思っている程度の好意はある」らしい。

……恋愛もの!!………です!!!!

同じくジャンルの方向転換に備えて料理や釣りや除霊など多才な心得があるらしい。方向転換先として想定してるジャンルがニッチすぎませんか?執筆もできるけど文芸部の部員らしい活動をしている様子はほぼない。なんで???

 

起承転結の「転」の立ち位置が多い女。デウス・エクス・マキナって本来のところで言えばご都合主義として物語を解決や終幕に導くポジションな気がしますが、彼女はどちらかといえば物語を成立させるために事を起こすご都合主義ポジション。絶望先生で言うところの「世にも奇妙のタモリの立ち位置」。

「文芸部バース」の回ではナナシ達がマルチバースの話をしたのちに「この話をしたということはこれからそういう展開が始まるということです!」というメタすぎる先読み発言で強引に場面転換を行った。やりたい放題か?

 

この子のキャラ紹介だけ長くなっちゃった。めちゃくちゃな属性を持ちすぎているので……ご都合主義存在すぎて好きです。

 

*小野寺マト(おのでら まと)

主人公の親友ポジションにして文芸部の部長。名前の由来は「オノマトペ」。

文芸部で唯一文芸部らしい活動をしている男。それでいいのか文芸部。

マキナに「絵に描いたような親友ポジションですね!」と評されて「絵に描かれた存在だからな」と返す程度には世界がフィクションであることを確信している男。登場人物内では常識人ポジションのはずなのに頭文芸部すぎる。

世界をフィクションであると仮定するならば、自分が物語を生み出すことも世界の創造に値するという考えから執筆をしている。

 

名前の由来でもある通り、漫画内の擬音(オノマトペ)吹き出しを自由自在に操ることができる。なんで?

最初にメイン張った回のタイトルが「擬音祭」なのがしょーもなさすぎて好き。

彼が擬音を使いこなすのが当たり前になってきたくらいの回では、しれっと吹き出しを盾にしてページの裏から飛んできた手裏剣やテロリストが放った銃弾を防いだり擬音を攻撃手段にしたりしている。文芸部内で最もタンクの素養がある男。何故文芸部なのに戦闘を……

吹き出しを材料にイカダを作ったりもする。やりたい放題か?擬音を操るというよりどちらかといえば具現化系の類いだろこいつ。

彼自身と擬音の繋がりが密接なので、彼が熱を出した「独白の恋人」の回では擬音や吹き出しも影響を受けて調子が悪くなり、吹き出しを使った会話が不可能になった。なんで?

 

常識人枠のはずだけど適応能力がめちゃくちゃ高いので特にツッコミ役には回らずに物語の進行に身を任せることも多い男。大体の出来事を「興奮してきたな」で済ますサンドウィッチマン的な強さがある。

親友ポジはこういうとりあえずノってくれる感じのやつが一番好きになれるかもしれんよなと再確認した漫画でした。

 

 

*天野コエ(あまの こえ)

文芸部に所属する碧眼金髪の明るい女の子。名前の由来は「天の声」。いつのまにか文芸部にいた(恐怖)

名前の通り天の声を受信した時にそのまま口にするチャネラー兼スピーカー的な役割。電波系(直喩)

漫画作品などにおいて批判の対象になりがちな「作者が自分の思想をキャラクターを使って発言させる」を完璧に回避することができる「そもそも上位存在の言葉を代弁する」がコンセプトであるキャラクター。強すぎる。

ちなみにさっきからキャラ紹介に書いている「名前の由来は〜」というやつはすべてこいつが作中でご丁寧に説明してくれた内容。

目にハイライトがない時は受信した天の声を代弁している時。でもたまに目を閉じて話すこともあるのでそういう時のセリフはどっちの発言かわからん。

天の声を代弁するのはそれを受信した時だけなので、それ以外の時には普通に自我がある。仲良く他の部員とお話したり彼女の言葉で会話に入ったりもする。文芸部としての活動は特にしてない。どうして……

彼女が代弁する天の声は他のキャラには聞こえていないのか、基本的に無反応で終わることが多い。ただし「その単語は解釈が多様すぎて下手に解説すると叩かれるからやめて」と無理やりマトの口を塞いだ時にはそのまま解説がなされずに物語が進行したので、天の声が周囲に認知される・されないは場面に応じて都合良く変わってるのかもしれない。ご都合主義〜。

 

見せられないよ!的立ち位置も任されることも多いので、○○○さん時空を題材にした回「エンドレス生徒」では他の部員達の会話内の「○○○さん」の部分を死ぬ気で隠し続けて汗だくになっていた。かわいいね。

ちなみにマキナのとこに書いた「ぶちしたいと思っている」もコエちゃんが隠していた。表現規制仕事人。

調べてないけどえっちな二次創作のモザイクの8割はコエちゃんが使われてるんだろうな……

 

口元だけ笑いがちなマキナと違って笑う時はニコニコ笑顔なのがかわいい。変な電波拾うだけでそこまでおかしな思想は持っていないのでいい子だね〜になる。文芸部の部室ではだいたい遊んでるかお菓子を食べてる。女児?いい子だね〜。

オチをつけるのが難しい回で彼女が天の声を代弁してオチ担当にされることがしばしばある。(都合の)いい子だね〜。

 

 

 

〜この漫画の好きなところ〜

 

*設定や展開の持ち越しが多い

毎話完結する方式でメタネタやご都合主義を取り扱う作品なのに、漫画でありがちな壊れた建物や怪我も次の回では何事もなかったかのようになっているみたいなやつが全然ない。

なんなら「話跨いだら直ってると思ったんだけどなぁ」とか言い出す。14話で爆発した放送室とか50話くらい先の回でも黒焦げのままになっている。直したれや。

伏線回収とはまた別の感じで「その設定まだ生きてたんだ!?」が多いのが面白い。

 

*メタネタの活用の上手さと幅広さ

メタネタを題材にしているだけあり漫画あるあるみたいなネタがとても豊富。7巻分もあるのでそれはそう。

そして題材が題材だけあって漫画ならではの表現がすーごい多い。漫画的表現が多すぎてこれはアニメ化できないだろうなぁと思うなどした。絵・セリフ・モノローグ・オノマトペで構成される漫画ならではの表現が非常に多いのが好き勝手やってる感強くて最高。

ネタ幅についてはコエちゃんが「そのネタは別の回で使う予定があるからまだ掘り返さないで」と言ったりしてるのでネタ切れしないようにするのも大変なんだろうな……と思った。

メタネタとは別で世間様に対してすべき「配慮」も度々ネタにしたり、漫画以外のフィクションにおけるメタネタも題材にしたりするので本当に幅が広い。

 

 

〜好きな回の紹介〜

 

*俯瞰性のオベリスク

58話。6巻に収録。登場人物の意識の在処を題材にした回。

漫画におけるメタネタで「コマ前で〜」や「話で〜」と登場人物が発言することはよくあるが、そういった表現には「世界が漫画であるという自覚」だけでなく「別次元から漫画として世界を俯瞰できること」も必要なはず(読者のように世界を漫画として見ていなければ何コマ前かなどはわからない)。そうなった場合、登場人物の意識は紙の上に描かれたキャラクターの実体の中ではなく、漫画と読者の狭間の次元に存在することになるのではないかという切り口から展開される回。

基本この漫画メタネタで暴れ回る展開が多いけど、それだけでなく哲学的な方向性に話を持っていく回なのがめちゃくちゃ面白い。個人的に題材として一番好きな回。

 

 

*エンドレス生徒

42話。5巻に収録。コエちゃんのとこで書いたサザエさん時空の回。

この回の良いところ、コエちゃんがかわいい(揺るがぬ意志)

実質的なコエちゃんメイン回であり、他の回と違ってメタネタに切り込むこと自体への重要度が低い異質な回。見せられないよ!をするためにコエちゃんがひたすら奮闘する様を見せるために登場人物が必要以上に「サザエさん」という単語を多用したり必要以上にヒートアップした会話をする回である。

ナナシくんが「n回目の春が来た今こそあのメタネタに切り込むべきだろう……」と言い出した時点で全てを察した(天の声を受信した)コエちゃんがサザエさん隠しに走り回る。

サザエさん時空ってサザエさん時空以外に浸透している呼び方がほぼないので、このメタネタを題材にした時点で必然的に何度も「サザエさん」という単語が飛び交うことになるのでそれをひたすら隠し続けるコエちゃん。

さらにヒートアップしていくナナシくんとマトくんの会話でも隠す必要がある言葉がどんどん出てくるのでひたすら隠す。

コエちゃんが天の声を受信して発言や行動をする時は基本的に無表情でしたが、この回で初めて息切れしたり疲れ切った表情の天の声モードコエちゃんが見られるのが非常に新鮮。

こういうモードが2パターンあるキャラの機械的な方の人格が苦労する回すごい好き。

 

 

*ジャンル・ダルク

23話。3巻収録。マキナのとこで書いた問題のセリフの回。

問題のセリフのインパクトもさることながら、この回自体のインパクトもとても強い。

様々なジャンルに方向転換した時に備えて画風を変えて色々やったりパロディしたり島流しにされたりする回。それでも文芸部らしい活動はしない。どうして……

画風が切り替わるので雑誌とかで読んだら開くページ間違えたかな?となりうる回。

上手く言えないけど漫画的表現をフル活用してるのがひたすらに面白い回。

 

 

*枕の掃し

27話。3巻収録。枕詞を題材にした回。

またしょーもないタイトルである。

文芸部の合宿(←?????)で部員たちが枕投げならぬ枕詞投げをする回。ちなみに文芸部の合宿について何かをしていた描写は一切ない。どうして……

漫画のセリフにおいて文量を多くしてしまうと画的なまとまりも悪くなる上、かえって伝わりづらくもなってしまう。投げるたびに言葉を削っていき、セリフから不要な前置きなどを外していくことで段階的な会話をスマートにすることを目的として行われるのが枕詞投げである。ここの文芸部って漫画書いてんの?

なんかバラエティの企画みたいな独特のノリが愉快な回。

 

 

だいたいこんな感じです。思ったよりも長くなってしまった。でもそのくらい面白くて好みな漫画だったのでオススメです。メタネタやコメディが好きな人は読んでみてね。基本毎話完結で進行するので読みやすいぞ。

それではグッバイ デウス・エクス・マキナ

MAGES;FESの感想書きたかったけどなんか上手くまとまらなかったので自分の感想ツイートを全部ぶち込んだ記事を書いた