サテライトゆるふわパラパラチャーハン

サテライトゆるふわパラパラチャーハン(エコー)

【映画の感想】ブルーアーカイブへの造詣を深めるためにごくせん THE MOVIEを観た

 

課金が信念、あけましておめでとうございます。

皆様年の瀬はいかがお過ごしでしたでしょうか。私はごくせん THE MOVIEを観ていました。今回はその感想記事です。

 

 

前置きとして何故ごくせん THE MOVIEを観たのかくらいは書いておこうと思います。

こんなブログに辿り着く胡乱インターネットに慣れ親しんだ皆様であれば説明するまでもないかもしれませんが、昨年青い鳥のSNSにてブルーアーカイブ関係のヤンクミがミームとして流行しました。

どんなミームか知らない人は知らないままでいいです。そんなミームがあったということだけ知っておいてください。

このミームが流行したのは私がブルーアーカイブを始める前。ヤンクミが庇いにくるという唐突さが気に入り、私もブアを始めるに当たってヤンクミネタをかなり擦ってきました(というか未だにかなり擦っている)

 

 

で、ヤンクミネタで発言することも多いわけなのですが………

ヤンクミのセリフが思い出せない!

なんか「お天道さんがどうたら……」みたいなの言ってた気がするけどこれが二次創作かミームでしか言ってないのかちゃんと作中で言ってたのかすらわからん!

というか生徒を助けに来た時にどんな感じで喧嘩に入ってきたかも思い出せない。「お前らそこまでだ!」とか言って乱入してたっけ。そんな刑事ドラマみたいな感じだったか……

なんのせ年の瀬、小さい頃になんとなくドラマを観た記憶しかないので私の中のごくせんのセリフプールがあまりに狭い。

「ありがとうヤンクミ」とか「どういうことだよヤンクミ!」とか「ヤンクミ、あんたが担任でよかったよ」とかくらいしかそれっぽいセリフが思い浮かばない。

(超余談だが「ありがとうヤンクミ」を擦りすぎて「ありがとう」と入力すると予測変換に「ヤンクミ」が出てくるようになり職場の人に誤爆しかけた。)

 

 

 

つまるところ、

ごくせんの学があまりにも浅い。

 

 

 

ブルーアーカイブへの造詣を深めるためにはごくせんを観る必要がある!ということでアマプラでごくせん観れるかな〜と思って調べたところ、ごくせん THE MOVIEが出てきた。ごくせんって映画あったんだ。いやありそうな作品だけどさ。

せっかくなのでごくせんを観て年を越すことにしました。

経緯については以上です。明快〜。

 

 

というわけでせっかく観たので感想を書きます。

ほぼあらすじで文字数稼いで感想を書く小学生の読書感想文スタイルを取るので未視聴の人でも読める内容にはしてるつもりです。

何故かブルーアーカイブの微ネタバレもあります。

 

 

〜〜以下、「ごくせん THE MOVIE」のネタバレを含む内容になります〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか開幕銃持って武装した奴らが出てきたけど!!!!!!

観る映画間違えた???広告???

銃を持った部隊の登場から始まるごくせん THE MOVIE。ブルーアーカイブか?

ごくせんの世界って銃あったんだ。

 

 

どうやらハイジャックの現場に向かう警察の部隊だったらしい。

このシーンを見て既に着陸している飛行機を乗っ取るのは果たして"ハイ"ジャックと呼べるのだろうかとあまりに関係ないことを思うなどした。

そして待望のヤンクミ登場。ハイジャックされていてもお構いなしに眠っていたらしい。

ヤンクミ出てくるまでこの映画がごくせんなのかブルーアーカイブなのかわからなかったけど。

劇場で観たら絶対入る部屋間違えたと思うわ。

そして目覚めたヤンクミ。目覚めた後にハイジャックされていることに気がつきおとなしくなる。私の記憶上のヤンクミならいきなり飛びかかりそうだったけどそこまで血気盛んではないらしい。

お年寄りを脅すハイジャック犯を観て怒るヤンクミ。説教をしながらハイジャック犯に詰め寄る。血気盛んだった。

そして早くも出ました!「お天道さんがどうのこうの」!

作中でもちゃんと言ってたんだ!

私の中のヤンクミセリフプールが広がりました。\パンパカパーン!/

 

 

その後銃声を聞き飛行機を取り囲む突撃班。扉から出てきたのは銃を持ったまま「もうしません」と泣いて許しを乞うハイジャック犯達。

銃持った上で謝るのか…………

ハイジャックと関係があると疑われて銃を向けられ、思わず自己紹介をするヤンクミ。ここでヤンクミが数学教師であることを初めて知る私。「ヤンクミの担当科目は何?」ってブルーアーカイブプレイヤー100人に出題しても7割は答えられないと思う。

その光景がテレビで中継されていろんな人が「ヤンクミ!?」って言ってるのが面白かった。

 

 

職員室で派手なことをするなと怒られるヤンクミ。いたなぁ、この教頭。

 

 

そしてヤンクミの昔の教え子、小田切が教育実習生として登場。みなさんお馴染み!みたいな感じで出てこられてもごくせんの記憶ないからわからん………

やりたいことが見つからずになんとなく教職課程の一環で来たらしい。

なんとなくでも教職課程取れてるのすごいな。

 

 

シーンはヤンクミが現在担当するクラスへ。

教室が死ぬほど落書きだらけ。昔はなんとも思ってなかったけどごくせん世界の不良クラス引くほど世紀末だな。

映画版が新しいクラスから始まるのか既にヤンクミに心を開いてるクラスから始まるのかわからなかったけど、どうやら新しいクラスから始まるらしい。

ヤンクミが小田切と親睦を深めるために缶蹴り大会を始めるが、生徒達は誰一人参加せず悲しみのあまりヤンクミが全力で蹴った缶が学校の建物を貫通し破壊していた。すごいの缶の方だろこれ。

教頭から怒られると現場から逃げるヤンクミと小田切を見て「あの教育実習生、山口の教え子で元不良らしいぜ」「不良に教師なんて無理だべw」的な会話を交わす不良達。いや建物破壊したことに言及しなさいよ。絶対一部始終見てただろ。

 

 

その後、ラーメン屋にて懐かしの昔の教え子達が登場。誰一人わからんけどヤンクミの昔の教え子っていうだけでなんとなく色々感じ取れるのすごいな。「ヤンクミの教え子」という言葉の万能さ。面接とかで「学生時代はヤンクミの教え子でした!」って言えたら相当有利だと思う。

ラーメン屋はなんか覚えてた。逆にごくせんではっきり覚えてたのヤンクミとラーメン屋くらいだよ。

 

 

そして色々あっていつものごくせんが開幕。

他校の不良に絡まれるやり返す学校凸されるケジメつけに行くヤンクミが助けにくる

ごくせんの記憶ほぼなくてもこの王道展開はよくわかる。

助けにきた時のセリフは「教え子に手を出すな」的な感じだった気がする(ここを明確にするために視聴したのに曖昧になるな)

あとヤンクミがくっそ分厚そうなコンクリの壁を(恐らく)素手で破壊して助けにきたところでアホほど笑ってしまった。聖園ミカ?

 

 

ヤンクミの戦闘シーンに小田切も加勢。ヤンクミの背後から振りかざされた鉄パイプを受け止める。君のこと全く知らんけどかっこいいよ。

 

 

いつものごくせん展開をやったところで尺的には映画全体の1/3弱くらい。

思ったより短いな〜と思ったけどいつもドラマ1話分でやってる展開だし言われてみればこんなもんだよな。

上の事件解決でヤンクミの現教え子からの信頼度は50%(ギリヤンクミ呼びしてくれない)くらい。

 

 

その後昔の教え子、風間(ラーメン屋のシーンで会った教え子の一人)がヤクの取引に関与している疑いをかけられ奔走するヤンクミ。

そして失踪した風間を探すのに協力してくれる昔の教え子達(数人とかじゃなくてめっちゃいる)。誰一人名前わからんけど激アツ展開である。

ブルーアーカイブを始めて早々に各校が参加する運動会のイベントストーリーを読むことになって、「キャラについてわかんねぇこと多いけどなんだか愉快だぜ!」となったあの感覚に似ている。

このよくわからないけど楽しめる感じ、ごくせんの良いところだと思う。

ちなみにこの風間探しのシーン、人数が多いので全員バラけて手分けして探すのかと思いきやめっちゃ団子になって探していたので笑ってしまった。パチ屋の中とかを5人ちょいくらいで一緒に探し回ってるのじわじわくる。探し始めてそこそこ経ったあたりで「手分けして探そう!」と言い出す。最初からそうしなさいよ。

最終的に教室にいるのを小田切に発見された風間。どうやら騙されて薬の運び屋をさせられたらしい。ヤンクミや仲間達と超シリアスな感じになるが、教室の壁に呪詛か何かかと思うレベルで書かれた「ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ」という文字列が気になりすぎて私はそれどころではなかった。

 

 

その後、薬の取引の黒幕が街頭演説をしていた政治家、黒瀬であることが判明。まあ突然出てくる街頭演説をしてる政治家ってだいたい黒幕だよな。例えがポケモンゲーチスしか思い浮かばないけど。

情報源が全く明かされてないけどヤンクミ一座には凄腕の情報屋でもいるのか?展開が早い気がするけどまぁごくせんだしいいや。

「まだ何もわからないような子どもを利用するなんて許せねぇ」と憤慨するヤンクミ。この展開エデン条約編で見た。

そして黒瀬の情報を耳にしヤンクミよりも先に敵陣に突撃する風間と仲間達。

決定的な証拠を見つけるものの、敵に見つかり銃を突きつけられてしまう。ごくせんの世界って銃あったんだ。

しかし小田切のバイクに乗って駆けつけたヤンクミにより無事撃退。ごくせんの世界に銃いらなくない?

 

 

無事風間達を助け、黒瀬の元に向かうヤンクミ。

その頃黒瀬はファッションショーの会場みたいなところでフェスTみたいなのを着た聴衆に向けて公演を行なっていた。洗脳?

私の見間違いじゃなければ黒瀬が壇上に上がる時歓声と共にサイリウム振られてたけど何?

私が政治に疎いだけでこれが一般的なのか?

 

 

その後、壇上に立ったヤンクミは黒瀬に説教。

カメラマン補助になった昔の教え子の力を借りた風間達の活躍により黒瀬の悪事が明るみに。

風間達が黒瀬の悪事を報道できてなかったらヤンクミただのおかしい奴で終わってたのヤンクミらしさがある。

壇上でレスバをするヤンクミも全国に中継されているのでまたもや全国で「ヤンクミ!?」と驚かれていた。

風間達は会場にいる奴の中にも拳銃持ってる奴がいるかもしれないぞとカメラに向けて発言。それを聞いた聴衆達は逃げ惑い壇上はヤンクミと黒瀬と取り巻きの黒服達だけに。

黒服達はヤンクミに素手で殴りかかって返り討ちにあった後なんか警棒みたいなのを使い出した。拳銃は?

そして小田切にナイフを突きつけ人質に取りヤンクミをタコ殴りにする黒服達。拳銃は?

 

 

ここで昔の教え子達がヤンクミを助けに登場。

黒服達が驚いている隙に小田切は自力で脱出。いや小田切強いな。ごくせんってヤンクミの強さランクがSSSSくらいあるせいで他の登場人物の強さがわからねぇ………

加勢しようとする教え子達に「来るんじゃねぇ!」とヤンクミ。道を正し始めた教え子達を事件に巻き込みたくないというヤンクミ。

序盤のヤンクミが助ける展開への返しとしてヤンクミが助けられる展開が来たかと思いきや、教え子達の未来を守ることに徹したヤンクミ。これには思わず私も「ヤンクミ……!」となってしまいました。

その後黒服達を撃退し黒瀬に銃を突きつけられるヤンクミ。あんたが銃持ってたんだ。

ここも中継されているのでまたもや全国でテレビを見てる奴らが「ヤンクミ!?」「山口先生!?」と驚きまくる。シャーレの先生並みの知名度

銃を向けられるもヤンクミ、一歩も引かず圧倒的なレスバスキルで対抗。「道を誤った子ども達を守るのが大人の責務」「人はやり直せる」と黒瀬に語りかけます。エデン条約編で見た。

記憶曖昧だけどこの辺で中継を見た現教え子達も現場に駆けつけてくれました。最終決戦に生徒達が駆けつける展開、エデン条約編で見た。

現教え子達の「どけ!俺たちの先公がいんだよ!」ってセリフがめちゃくちゃ熱い。

ヤンクミとのレスバに敗北し銃を下ろす黒瀬。それと同時に突入し黒瀬に銃を向ける警察達。

しかし「打たないでやってくれ!」「やり直すチャンスを奪わないでやってくれ……!」と必死に黒瀬を庇うヤンクミ。過酷な人生してんだよ。

レスバに敗北して銃を下ろす時の黒瀬はかなり諦めに満ちた雰囲気があり、ヤンクミの説教を受けた者の姿として私は少し釈然としなかったのですが、そこからヤンクミに庇われて黒瀬が自分の行いへの後悔とヤンクミの言動を噛み締めるような表情をするのが良かった。

ヤンクミが全ての問題児の味方であるということを描きながら納得できる展開で悪役を改心させるの、上手いなぁと思った。ヤンクミは全ての生徒の味方なのである。エデン条約編で見た。

書くタイミングがありませんでしたが、黒瀬も学生時代は問題児であり、道を正してくれる大人が周りにいなかったという描写があります。

最後には「お前ら、良い先生に出会えて良かったな」と言い残し退場する黒瀬。大人の道すら正してしまうヤンクミ。ヤンクミってすげぇや。

 

 

そして事件は幕を閉じ、テレビを見た昔の教え子達と再会したりするヤンクミ。自分の生き方に迷っていたけれどヤンクミを見てたら頑張ろうって思えたと何人もヤンクミの元を訪れます。誰一人わからんけど良い話だ。

努力して突っ走ってその姿が勇気を与えるのが俺たちのヤンクミなんだよな。

ちなみに私のヤンクミセリフプールにあった「あんたが先生でよかったよ」は誰も言いませんでしたが、「ヤンクミは自慢の先公だよ」は出てきました。これにアップデートしていこう。

騒動の結果ヤンクミにめちゃくちゃ取材依頼が来たりしていた。また全国で「ヤンクミ!?」って言われちゃうよ。

教育実習最終日。「先生も悪くないかもな」と口にする小田切。そらヤンクミ見たらそうなる。

最後に小田切送別の缶蹴り大会を提案するヤンクミ。全員参加する生徒達。いいね、シンプルだけど素晴らしい変化の描き方です。

序盤に缶蹴りに参加しなかった生徒の「元不良に先生なんて無理だ」、今思えば他者を嘲笑うと同時に不良である生徒達が自分を諦める言葉でもあったのではないかなぁと思います。

そう考えると、最後に生徒全員が缶蹴りに参加したのは、ヤンクミの熱意に触れたことで他人を嘲笑うことも自分を諦めることもしなくなったととれるなと思った。良い演出だ。

ヤンクミ、あんたすげぇよ。

 

 

缶蹴りをしながら良い感じの曲が流れてエンディングに入るのですが、何故かエンディング後にごくせんのいつものテーマBGMと共にスタッフロールが流れ出したの面白かった。ごくせんだなぁ。

 

 

 

という感じでごくせんエデン条約編、視聴終了。ごくせん全然覚えてなかったけど面白かったです。

何より「あぁ、ごくせんってこんな感じだったよな」という懐かしさが良かった。

記憶上のごくせんの熱さを裏切らない真っ当さが大変良かった。変わんねぇな、ヤンクミ。

ヤンクミが記憶上のヤンクミに劣ることない熱さなのが良かったし、生徒を守ることを最優先に動く姿は記憶上のヤンクミを圧倒的に凌駕していた。良い先生だ。

 

 

この記事、視聴後20時間くらい経ってから親戚の家で記憶を頼りに書き起こしているので所々描写について間違いがあるかもしれません。

ごくせんエデン条約編はアマプラで視聴できるのでちゃんとした描写を見たい人は是非チェックだ!(ブログっぽい締め)

 

 

 

ちなみに「どういうことだよヤンクミ!」は出てきませんでした。