【前置き(すごく長いので読まなくていい)】
すぺーすあめっかりもうさん!アメニマス君です。
みんな大好き科学ADVシリーズ第三作、ロボティクスノーツの聖地巡礼とロケット打ち上げ見学(延期になりました❤︎)のために種子島に行ってきました。

イェ〜イ。
思い立ったのはおよそ一ヶ月半前。
私のSNSのタイムラインには当然ながら科学ADV関連の投稿が多く流れてくるわけですが、H-ⅡAロケット最終号機の打ち上げが迫っている話題も流れてきました。
H-ⅡAロケットといえば、作中でカイたちが打ち上げを見たロケットですね。なるほどなぁ………種子島、行ってみたいなぁ…………………………………。
行くか!!!!!(軽挙妄動全身全霊疾風怒濤の元気一発ガンヴァレル)
種子島に行きたいなぁという感情は長い間漠然と持ち合わせていたのですが、シリーズの他作品と比べて巡礼のハードルが高いのもあり、これまで行動には至れていませんでした。
今回も直接的にロボノのイベントというわけではないし無理に行く必要はないかなぁ……としばらく悩んでいました。上では軽率に決めたみたいに書いてるけど。
とりあえずでホテルだけ押さえてみたり、種子島に行く方法を調べてみたり……。
でも、こういう機会に行かなかったら一生行かないよなぁ………(思考中)。
行くか!!!!!(一大決心敗者復活疾風迅雷のナイトハルト)
最近は「この機会にやらなかったら一生やらない」を動力にしています。最終判断はGOです。
しかしここで問題が発生。ホテルはかろうじて押さえることができたのですが、レンタカーに空きがない。
ホテルにしたって選べるほどの数は残っていなかったので、ロケット見学ガチ勢の行動は本当に早い。
実際徒歩で行けたりするんじゃないっすか?みたいな舐めた願望で調べたところ、西之表港から私が打ち上げを見学したい宇宙ヶ丘公園までは40km超。Googleマップ曰く徒歩11時間である。ナマ言ってすんませんでした。
とはいえ打ち上げが深夜なので公共交通機関を駆使するのも厳しい。
なんかこう、徒歩と車の中間みたいな移動手段とかないですかねぇ〜。

あった……………。
というわけでドン。

今回のお供、さやいんげん号3改です。
シュタゲの鈴羽、ロボノの綯さんの愛車とシリーズに縁のある自転車、ビアンキですね。買いました(大幅痛手)。
とある方が種子島の聖地巡礼プラン案を紹介していたのですが、そこに書かれていた目安の予算をこいつとその周辺機器類の購入で早くもオーバーしてしまいました。バカかな?
出発前にこれ大丈夫か?と思うことは何度もありましたが、綯さんとお揃いの自転車で種子島を走るのめっちゃ楽しそうだな……という感情も強く、今回の旅行計画は狂った方向に煮詰まっていきました。
なお、先に書いた通りロケットの打ち上げは延期になったので、当日のレンタカーの予約状況は直前になって空き始めていました。そんな……。
が、なんかもう意地になっていたので自転車での移動を決行することにしました。

ロケットの打ち上げが延期になったのはなかなかショックなことだったはずなんですが、ロボノの聖地に行けるという興奮が勝っており、あまり落ち込んだ感覚はありませんでした。
私は種子島に行きたかっただけなのかもな……(オカリン)
あともしかして私、「延期」に慣れすぎて寛容になってしまってる……?
なんか……いつもに増して前置き長くなってきたのでそろそろ切りますね……メインの聖地巡礼風景をご覧ください。
【1日目】
*天文館


ここは種子島ではなく鹿児島。
ロボノDaSHでたびたび描かれましたね。
作中で描かれた天文館むじゃきも含めて船乗り場の近くにあるので、ついでに見られると思います。本来なら。
私は自転車関係でごたごたしてしまい、天文館通りのみでリタイアしました。情けない……。
あの……すっごい当たり前の話なんですけどね……自転車、ね、クソ重いんすよ……。
最初は担いで行こうかと思ったんですが、普通に10kg超えるため無理。あとでかいし。
組み立てて引いていくかぁと思い実行に移したものの、飛行機内で一部外す予定のない部品が外れており、数分間悪戦苦闘してなんとか持ち直しました。
なんとかなります!なりました!と言いたいところですが、ここでじわじわと自分の無計画さが恨めしくなり、旅行計画自体への不安が強まってきました。
ジュンちゃんがここに来たときに食べたがっていた某ハンバーガーチェーンでお昼にしようかななどと計画当初は考えていたのですがこちらも断念。船の時間も怪しかったので。
*種子・屋久高速船旅客ターミナル、高速船トッピー・ロケット

今回の行きは高速船です。
直接的に聖地というわけではありませんが、鹿児島側のターミナルではロボノグッズの展示が行われています。




高速船トッピー・ロケットを使う場合はここに立ち寄ることになるため、作中で描かれてはいないものの、登場人物たちも訪れているであろう場所ではあります。
受付は早い時点で人が並んでいました。事前予約はネットからできますが、座席指定は当日の搭乗手続きで行うため早めに行うに越したことはありません。
このときの私は自転車のごたごたで満身創痍であり、座席の指定については失念しておりお任せで頼んだのですが、選ばれた座席がこちら

E33。席番号を見てから「作中で描かれていた風景はE32周辺である」という情報を思い出し興奮を取り戻しました。ラッキーマンすぎる。持ってる〜。
持ってる人間はロケット打ち上げの延期がぶち当たったりしないんですけれども。
座ってみたら本当に作中とほぼ一致する景色が見られました。初めて乗るのに座席の位置がなんとなくわかるのってすごい。
自転車に関しては解体して専用のカバンに入った状態であれば持ち込みができました。超過料金は出ましたが。状況(他の人の荷物の量とか?)次第では断られることもあるそうなので気をつけようね。
今回のルートは「鹿児島空港→シャトルバスで天文館→ターミナルまで徒歩→乗船→種子島入港」なので、種子島に上陸するまでに「解体(飛行機・バス)→組み立て(徒歩)→解体(乗船)→組み立て(種子島)」をやる必要がありかなりきつかった。
*トッピー・ロケット乗り場(西之表)

「「運命石の扉の選択だ!」」
トッピー・ロケットの乗り場です。撮影していたときは気づきませんでしたが、作中で描かれてたのはもうちょっと船に近い位置かもしれません。
早くも満身創痍ではありましたが、おじゃり申せ種子島の文字が見えてきて興奮も強まっていました。大いなる海渡って次なる大切な分岐点にたどり着いたぞ。
*ロボノ看板

これが本当に見たかった。今までも科学ADVの聖地巡礼自体はしてきましたが、こんな風にでっかく登場人物たちが来島を歓迎してくれるのはすごいインパクトォ!ですよ。
あと今更ですが、今回はこんな感じでタブレットを使って風景を拡張してやりたいなと思って準備してきました。
画像のポケコン画面の日付が6月23日なのはゲーム内で22日、24日、25日が描かれていないが故の設定でした。
今になって思えば年数と曜日まで合わせたコラ画像を日数分作っても良かったかもしれない。
とりあえず到着時に数枚撮影したのですが、やっぱり何度見てもサイコーだったので度々立ち寄ってはいろんなものと写真を撮りました。


到着してすぐにこんなに素敵な存在に出会えるのすごいよ。
なんか他の聖地巡礼と温度感が違うんですよね。聖地というかロボノのテーマパークに来た感じがする。

フェリー乗り場のすぐ近く。DaSHで登場した聖地です。ゲーム内で描かれたのは海側の入口。
ゲームプレイ時は気づかなかったんですけど、上の方にロケットのロゴが描かれてるんですね。
あねもね号(プリンセスわかさ)の乗り場もこの位置なので、時間帯によっては船が着いているところを見ることができます。

(時間帯によらなかった写真)
建物内には種子島観光協会があり、ロボノのパネル、グッズ、10周年記念絵馬などが展示されています。



こうして受付横に大きく掲示してくれてるの、めっっっっっっっちゃ嬉しい〜〜〜〜〜〜……………………。
あの、私科学ADVくんのこと我が子だと思っている節があるので、こんな感じでちやほやしていただけているといいますか、大事にされているといいますか、その、こういうのを見るとね、ふふふふふふふ。嬉しい……❤︎
聖地巡礼MAPも配布されているのですが、日本語版はなくなってしまい、私が訪れた時点で英語版と中国語版が残っているのみとなっていました。
日本語版が手に入らなかったのは残念ではありますが、ロボノが人気なのが伝わって嬉しいよ。
再入荷はなさそうな雰囲気ではありましたが、どうにかこうにか増刷していただけると大変嬉しかったりします。種子島観光協会様、どうか前向きにご検討を……。
建物内の売店にもロボノのポスターなどが貼られています。


*ホテル到着
聖地に駆け出したいところではありましたが、先にホテルに入りました。
なお、キャリーバッグを持っていたせいで自転車に乗れず、引きながら20分歩く羽目になりました。計画性〜。
当初の予定では到着したらすぐ聖地に駆け出す予定だったのですが、汗と雨で水浸しだったので入浴を挟み、想定スケジュールより1時間ちょっと出発が遅れた。計画性〜。
しかし6月の種子島、まじで暑いです。真夏とかどうなるんだ。
作中でフラウが暑すぎ暑すぎ言ってたけどあれは大袈裟ではないなと思った。本当に暑い。南国の暑さがある。暑すぎてうちらの汗と汗と汗と汗と汗と汗の結晶ですから!になっていた。
そしてホテルで手に取った観光パンフレットではロボノが紹介されておりテンションぶち上がりでした。


名作の舞台!!
こうやって島の観光資源の一部として大好きな作品が紹介されてるのがですねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜す〜〜〜〜〜ごい嬉しい………………。
滞在した4日間で他にもロボノが紹介されているパンフレットを見つけたため、ロボノの聖地巡礼のために種子島を訪れる皆様は積極的にパンフレットを手に取るのをオススメします。
直接的にロボノの紹介がなくても、ゲーム内で登場した聖地が紹介されていることも多いぞ。
そんなこんなでホテルで休息を終え、時間としては17時くらいに出発。1日目は西之表周辺を回りました。
*サムズ西町サンカラ店

聖地ではありませんが、入口にアキちゃんのポスターが貼ってあるお店です。
店内ではロボノのグッズ(ショッパー)が販売されていました。

在庫処分と書かれているので現品限りなのかなー。
このショッパーが販売されているお店は他にもあったのですが、このお店が一番在庫が多く、保存状態も良かったです。
その他にもJAXA関連のグッズも販売されていました。
他のコンビニやスーパー的なお店でもJAXA関連のグッズが売られているのを多く見かけたので、やはりロケットは観光資源として強いのだなぁと思った。
*西之表周辺




作中でたびたび登場した場所たち。
背景だけのスクショしか用意できていなかった場所も多いので、具体的にどのシーンで出てきたっていうのがちょっとわかりづらくなってしまった……。
今回の聖地巡礼に備えてELITEとDaSHをプレイし直してスクショを収集したのですが、「キャラクターが写っているシーンを切り抜いた方が拡張してる感が出る」ということにDaSHの中盤くらいで気づいたため、序盤に多く出てきたシーンは背景のスクショしか用意できていなかったりしました。ちょい反省点です。
*大階段周辺




逆にここはシーンのスクショを多く撮っていたので何で出てきたシーンがわかりやすい。君島さん、なんかちょっとキモい、です……。
*種子島開発総合センター(鉄砲館)



マッチロックロボとして登場した場所です。冷静に考えると意味わからん登場の仕方だな……。
営業時間の都合により館内を見ることはできませんでした。薄々気づいているかもしれませんが、今回の聖地巡礼はこんな感じでちょっと段取りが悪いです。
後からGoogleマップで調べたところ、もうちょっと建物全体を船っぽく撮れる場所(高台?)がありそうです。館内を見るのも含め、また来たときのリベンジ候補です。
*まちかどインフォメーションセンター

DaSHでロボレク会場として描かれた場所。
移設されたため、外観などはゲーム内で描かれたものと一致しません。

昴パパと話したベンチも移設されてきたらしい。


別の場所のシーンでミッチーの後ろにあったベンチもここにあるのを発見しました。
これも移設されてここに来たんですかね。
中にはロボノのパネル展示などがありますが、この日は既に営業時間を過ぎていたため、翌日以降に持ち越しとなりました。
*日ポみなと公園周辺
・バトロボ会場

ミス・ヒアデス!!!!
ここで合ってるのかな……?柵の手前側の背景が微妙に一致しないので自信がない。

なるほど、駐車場にテントを立ててイベントエリアにしていたのか。
しかし自治体ぐるみのイベントとはいえ、これだけの場所を確保してテントの入口前の一番目立つところにロゴを出せるスペースアメ社、すごい会社だな……。
・SUMERAGIの上陸場所

これもこの辺かな……?という感じでちょっと自信がない。
資料(スクショ)を忘れる&立ち入っていい範囲がいまいちわからんということで遠景から撮影しました。
前作のラスボスが出てくる展開、激アツですよね。
・海の男の像

すごくわかりやすい。見つけやすくて助かります。
この場所も背景だけのスクショを用意してきたため、ずばりあのシーンの場所だと言えない感じになってしまった。
作中の風景に寄せて撮る場合はもうちょっと右側から撮るべきだったかもしれません。
しかし蚊が多いのもありあまりこだわり抜けませんでした。あとは日没も近かったので……。
・ロボット展示場


作中ではちょっと描かれた程度ですが、特徴的な外観なのでわかりやすい。
こんな海沿いに展示してて大丈夫なのだろうかと思わないこともない。
・メインステージ

背景の東屋を目印に探しましたが、公園内に3つほど東屋があるのでちょっと迷った。


というわけでロボノDaSHのパッケージとも撮影したぞ。
私このパッケージイラストめちゃ好きなんですよねぇ……いや、パッケージイラストは全部めちゃ好きなんですが……。
ゲーム内の背景よりもガンつく1の大きさが伝わってくるのが良い。
このあたりの聖地はゲーム内でお祭り会場として描かれているので一致しない部分が多いんですが、それでもパッケージイラストで描かれている場所となるとやはり感慨が強い。
そしてガンつく2と「ガンヴァルアンクストライカー!!!」のシーンも一緒に撮っておけば良かったなという後悔。
しかしこういったやり残しが次の聖地巡礼のモチベーションに繋がるのだ(n回目)。
そんなこんなで1日目の聖地巡礼は終了。
DaSHの聖地は西之表の街中に多く固まっているので自転車だと非常に周りやすかったです。
準備期間の都合上、ロボノエリート再履修後にDaSHかアニメ版のどちらかしか再履修できない状況だったんですが、西之表で見て回る場所が増えたのでDaSHを選んでおいて正解だったと思います。
それと夜まで走り回っていたせいで飲食店はどこも営業を終了しており、夕飯はホテルでカップ麺を食べました。みんなは営業時間に気をつけようね。
【2日目】
*よきの海水浴場


DaSHのあき穂ルートで描かれた場所です。良いシーンだ………。
私DaSHでみさ姉との和解が描かれたのすごい好きなんですよね。昴くんとかもそうですけど、DaSHはロボノ本編で解決しきれなかった人間関係を解決に導くところに力が入っていて良い。そういう後日談が好きなのだ……。
ただ、あの……一つ言わせていただいてもよろしいですか……。
ここ西之表からついでみたいな感じで来る距離じゃなくない!?(日ポ公園から7km弱)
いや、移動手段は原付だろうし3人の帰り道だから立ち寄れる場所ではあるんだけども、そんな一瞬の場面転換で描かれる距離じゃないっすよ!
と、自転車を漕いでいたときの私は思っていたのでした。
走り出す前、内心このくらいの距離はちょろいだろうと思っていたのですが、坂が多い&とにかく暑いのダブルパンチでここまで来るだけでも疲弊気味であった。日頃の運動不足も効いている。
聖地巡礼の下調べをしてからプレイするとわかるんですが、DaSHは本編よりも行動範囲が広いこともあり、それ軽率に移動する距離じゃないっすよ!という感じの移動がたまにある。前のシーンの場所からそんなに近くないぜ!
閑話休題、それはそれとして、カイアキがみさ姉に報告をするために、帰る途中にここで立ち止まって3人で海辺を歩いた、という事実は……………………………エモい……………………………………。
ロボノ本編で彼らの重荷として描かれた「立ち止まる」という行為が、DaSHでは未来に進むために必要なものとして昇華されている………(?)なんかよくわからない感想になったけどエモい……!
微熱のまま歩んだ物語にピリオドは無いからまた動き出すってもんですよ(?)
勢いで話のオチをつけるな。
今回は巡礼ルートの都合により朝方に立ち寄りましたが、作中で描かれたように夕方くらいの時間帯にも来てみたいなと思った。
*雄龍雌龍の岩

君島レポートが隠されていた場所です。こうして君島レポート探しのときの居ル夫の画面を使うと拡張してる感があって満足度が高い。
ロボノの聖地であることを案内する看板もあります。

が、上の方のやつが外れてしまっていました。撤去とかされないといいなぁと思った。種子島観光協会様、撤去ではなく修理の方向で何卒お願いします……。
そしてDaSHで登場した種子島のご当地ヒーロー、離島閃隊タネガシマン発祥の地でもあります。

DaSHで描かれたタネガシマンの背景にはしっかりこの場所が描かれているのである。
近くにあるお土産屋さん、「おじゃり申せ龍星館」ではロボノDaSHのロゴが入ったタネガシマンのパネルが展示されていますが、この日(月曜日)は休業日でした。

それと自販機があって助かりました。
手持ちの飲み物がなくなってからでいいかで考えていると次の自販機までが結構長くて死にかけたりします。どこにでもあると思うな。
よきの海水浴場からここまではおよそ10km。海沿いを走れるので景色が綺麗で気持ち良くはあったんですが、それはそれとしてここも坂が多いので実際の距離以上に果てしなく感じました。
ちなみによきの海水浴場からここまでにかけて、海沿いからは(推定)馬毛島を見ることができます。

馬毛島といえば〜〜〜愛理ちゃんのお母さんが娘が目撃されたと騙されて泳いで行こうとした島ですね。実際に眺めて、いや………無理ですってその距離は……と思った。10km以上あるらしいです。自転車でもきついんだぞその距離。
*旧種子島空港

主要な聖地!ついに中種子まで来ました!
ロボ部の拠点とも言えるハンガー、旧種子島空港です。特別なこの場所!
工事の関係で中には入れなかったため、柵の外から撮影。
ここにも聖地看板があるぞ。

秒速5センチメートルの聖地でもあるらしい。そう書いてあるのでそうなんでしょう。次来るときまでには観ておこうかな……。
滑走路にも立ち入れなかったので後ろからハンガーを撮影。


作中で多く描かれた滑走路が近くで見られないのはちょっと残念。今後入れる機会があればいろいろ用意していきたいところです。
しかしターミナルだけでも作中とほぼ同じ外観のものを見られてテンションは爆上がり。
中種子に入り、いよいよ奇跡のこの島(聖地巡礼)が動き出した実感がありました。
ちなみにここまでの道のり、くっそきつかったです。
距離的には8km程度でよきの海水浴場〜雄龍雌龍の岩よりも短いはずなんですが、アップダウンがさらに多くなっているのと、海沿いを外れて山の中を走っているので風が少なくなりとにかく暑い。
そしてこの区間、す〜ごい自販機が少ないので本当に死ぬかと思った。先にも書きましたが、今回の旅では自販機が見当たらないことによる臨死体験が数回ありました。
アップダウンが多すぎて途中から上り坂は自転車を引いて歩き、下り坂だけ乗るソリみたいな使い方で移動をしていました。全国の自転車乗りに謝れ!(フラウ)
*伊禮商店(アイショップ永井店)


続きましてまたしても主要な聖地!伊禮商店ですね〜。伊禮商店という呼び方が馴染みすぎてアイショップって言おうとしてもなかなか出てこないやつ〜。
ロボノのポスターや聖地看板も現在。

あの、今更なんですけど冷静に考えて聖地が聖地として存在してくれているの、嬉しすぎませんか。嬉しすぎる。作中で描かれた姿から変化している部分もありますが、聖地であり続けてくれているという事実が嬉しすぎる。ありがとう種子島。
フルーツサワーメロン……は売ってませんでしたが、メロンクリームソーダ味のスコールというカイアキドリンクが売っていたため、購入してアキちゃんのポスターと撮影。

このイラストのアキちゃんがスコール2本持ってるのってやっぱりカイの分なんですか〜〜〜〜〜〜???????
パッションフルーツまんの取り扱いはありませんでした(そもそも中華まん自体がなかった。季節的な問題なのかはわからない)。
最初の方で貼ったさやいんげん号くんの写真もここで撮影しました。
ここまで来たんだなぁという感慨。ここでさやいんげん号くんを撮影するのが今回の聖地巡礼の第一目標でもありました。
店内ではお弁当なども販売されており、お昼休みと思われる人たちがちらほらと買っていく姿が見られました。
定休日なく営業しているお店なのもあって地元の人たちからの人気も強いのだろうなぁと思った。今回は自転車旅なこともあり別の場所で昼食を取りましたが、次来たときはここのお弁当も食べてみたい。Googleのレビュー曰く大変美味らしいです。
余談ですがGoogleマップの画像にロボノ関係の写真や当時の写真が結構あって見ていると幸せになれます。

ロボ部のみんなが通っている学校です。作中で背景として描かれているのは校門を進んだ先のあたりからの景色。
こちらの学校、なんと手続きをすることで校内の聖地巡礼ができます。しかも聖地のマップがついたクリアファイルも貰える。聖地巡礼者に優しすぎる。
その他にも受付横には缶バッジのガチャガチャがあったり、聖地巡礼時に名札として付ける巡礼中のカードをいただくことができるので、聖地関連の手土産にも困りません。嬉しすぎる……。

缶バッジはロボノファン的にはバイク・駐輪場が嬉しいですね。下には準備中の別のガチャガチャがありました。それを見るだけでも巡礼者向けの施策を続けてくれているのを感じられて嬉しかった。ありがとう種子島中央高校。
と、受付を済ませる過程だけでも多く語れてしまうサイコーの聖地、種子島中央高校。続いて校内の聖地巡礼に参ります。
・見て回ることができるのは建物外限定。
・撮影は学生の方を写さないこと。
・手続きは当日でOK。
ただし、これらのルールはあくまで2025年6月時点のものであることと、学校行事などの都合によっては巡礼ができない場合も考えられるため、巡礼前にルールや日程について電話などで確認を取っておくのが間違いないと思います。
・駐輪場

アキちゃんが発作を起こした場所。
停める場所は生徒ごとに決まっているんですね。言われてみれば私も自転車通学の頃はそうだった気がする。
ロボノの世界ではジオタグで場所が割り振られてたりするのかなと思ったりした。
実際に自転車で走ってみてわかりましたが、種子島の通学は原付なりないとキツイです。間違いない。
・ロボ部の部室(倉庫)

教頭に追いやられたロボ部の部室(倉庫)周辺。ここも作中そのままの景色で感動する〜。

スコォォォォル!
後ろにちらっと写り込んでいますが、部室内にはロボ部メンバーのパネルが置かれているようです。他の部屋は普通に倉庫として使われているようですが、この部屋をロボ部の部室として残してくれているの、嬉しすぎる。
作中でカイがよく腰かけていたのはこの辺りですね。

もっと他に一緒に撮るべきシーンあっただろと言われると……はい……。上の2枚の一枚絵を用意して満足してしまい……用意するのをですね……はい……。
次来るときにはネコミミアキちゃんのスクショを用意してこよう。
実際に見てみると倉庫から思ったよりも離れているので、ここでくつろいでいるカイがいかにロボ部に協力する気がなかったかよくわかる。

いやしかし、何度も言うしどの聖地でも言ってるけどゲーム内の景色がそのまま存在(あ)るの、良すぎるね……。そして聖地巡礼として立ち入りができる学校ってすごく貴重だな……と改めて思った。
・弓道場

作中でしっかり描かれていませんが、君島レポートのフラグの条件になっている場所。
弓道について知識がなさすぎてアレなんですけど、こんなに屋外でやる競技なんですね。
しかも想像よりも的を置く場所(で合ってますよね……?)までの距離が遠い。
これは素人が正攻法でフラグ解除するのは無理です。
・体育館

ジュンちゃんが空手の練習をしていた場所ですね。
建物内に入れないのであればスクショで拡張すれば良いのだ。
ゲーム内ではなくopムービーを切り抜いたスクショと一緒に撮影。こっちの方が居ル夫チックですね。
まぁ体育館まで見られると思ってなかったのでスクショを用意しておらず、即興でムービーから切り抜いたのが実態なんですけれども……。
タブレットだとこういう融通が効くのが便利だなと思った。光の反射とか調整は大変ですが……。
昇降口の近くに堂々と入口があるので、たしかにここを通ったときに1人で空手の練習してる生徒が中にいたら目に止まるよなぁと思った。
目立ってるよジュンちゃん。
そんなこんなで種子島中央高校の巡礼は終了。いや種子島、やっぱりロボティクスノーツのテーマパークなんじゃないですか……?
聖地巡礼者を温かく迎えていただけたこともあり本当に嬉しかった。サイコーです。
*軽食屋はなやなぎ

アニメ版のedでロボ部が立ち寄ったお店があった場所です。現在は店舗が変わり「軽食屋はなやなぎ」として営業中。
せっかくご飯食べるならやっぱり聖地が良い!というオタク心を満たすため、少し遅めの昼食に入店しました。
ここに到着したのは13時半頃だったと思います。ちなみにホテルを出たのは8時頃です。
…………この時点で時間配分怪しくないですか?
疲労困憊&ここからも自転車を漕ぐため、食べやすいものを食べよう。ということで博多ラーメンをチョイス。

美味でした。ここまで本当に休みなく動き続けていたので、身体が回復するのを感じた。
実は人間って休まないと疲れるんですよね。
そしてこちらも聖地巡礼MAPを配布している店舗ですが、2025年6月時点で中国語版しか残っていませんでした。しかしファンとしては置いてくれていることにありがたみを感じるのです。
中種子周辺は聖地が密集してくれているおかげで、到着してから立て続けにいろんな聖地に立ち寄ることができて興奮続きでした。
伊禮商店もはなやなぎもこの距離なら学校帰りのロボ部も立ち寄りやすいよなぁと納得したのでした。
*南種子突入

歴史と文化と科学の町!
死ぬ気で自転車を漕ぎ南種子に突入です。
多くのロケット関連のオブジェや横断幕が出迎えてくれました。


えー、ここまで自転車を漕ぎ状態としては瀕死です。中種子〜南種子相当苦しいです。死ぬ。マスターは殺されマスター。
毎回苦しさが更新されていくのでどの区間が一番苦しかったか思い出せませんが、ここまでの道のりもあまりにも果てしなかったことはしっかり覚えています。
ロケットのオブジェが見えたとき感動してしまいましたよ。
ロボノ作中でもアップダウンが多くて大変と言われていて覚悟はしていました。

でもこれだけは言わせてほしい。
ほぼアップダウン"しか"なかったが!?
ひとつひとつの丘は大したことない……?大したことあったが………。
走れば走るほど天王寺綯という人物が恐ろしくなっていく。綯様……。
逆に作中にこの発言が盛り込まれてるの、かなりしっかりロケハンがなされているな……?
当時の科学ADV制作陣の動向に詳しくないのですが、実際に自転車で走ったり自転車乗りに話を聞いたりしたのでしょうか。綯さんの身体能力以外は妙にリアリティが強いことがわかりました。
南種子に入り、ついにここまで来た!という感じがしますが、ここから次なる主要な聖地である宇宙ヶ丘公園までさらに6kmあります。こ、殺す気かーッ!(フラウ)。
*公立種子島病院

ドクやみさ姉が入院していた病院です。
ウロチョロしすぎるのも良くないよなと思ったので撮影はサクッと済ませました。
ロケットのオブジェや看板に迎え入れられたりはしましたが、ようやく聖地らしい聖地に入りました。
作中でロボクリニックがある場所から1km弱。ドクの乗った車椅子を引いても向かえる距離ですね。
*ロンソー(ファミリーマート南種子店)

作中でオープンされたことが言及されたロンソーです。昔はちゃんとローソンだったらしい。
主要な聖地ではないので若干消化試合気味に撮ってしまった(反省)。
*トンミー市場
ロボノ聖地ではありませんが、お土産屋ということで立ち寄りました。建物は写真撮るの忘れた……。

宇宙飛行士が描かれたベンチがあり、宇宙開発が観光資源として活用されているな〜というのをしみじみ感じました。
これだけ宇宙や科学に近い環境だと宇宙飛行士に憧れる少年がいるのも自然なことなのかもしれません。
荷物を増やしすぎると自分の首が絞まるのでここではステッカーやポストカード、クリアファイルなどを購入しました。タネガシマンやJAXA関係のグッズも多く揃っています。

島内のお土産屋さんではこうしたポストカードを取り扱っているお店は多くありますが、個人的なイチオシは上の千座の岩屋の鳥居が写ったものですね。
君島レポートのフラグに設定されていた鳥居ですが、ロボノ発売と同時期くらいにはなくなってしまったそうです。
聖地の今はない姿を残しているという面で、資料としても貴重なものだと思います。
そしてここを出てしばらく進んだあたりのところで………。

ああっ!!!

あれは!!!!!!!!
*宇宙ヶ丘公園
・レーダードーム



キターーーーーーーーー!!!!!!!!
来ました、宇宙ヶ丘公園。今回一番楽しみにしていた場所です。
なんといってもこのレーダードーム!かっこいい………。
シリーズファンの皆さんはロボノを初見でプレイした際に、ここに佇むゲジ姉の「その目、だれの目?」に度肝を抜かれたかと思います。私もそう……。
オカルティックナインのオッドアイとかもそうなんですが、こういう特徴的な外観の謎の設備、大好きなんですよね……。
約束のオーグメントのムービーでこのレーダードームに太陽が重なる演出が特に好きです。
ずっと実物を見てみたいと思っていたので、今回の聖地巡礼で一番興奮していたと思います。
いや……ほんと……かっこいい………。
DaSHのop風に撮ったりもしました。


いいね……。
やっぱりこういう特徴的な見た目の設備は聖地巡礼における実物を見るという欲求が強く満たされて良いですね。
・ロケットのオブジェ

君島レポートが隠されていたり、たびたび登場した場所です。
このオブジェ、駐車場内に立ってるんですね。プレイしてるときは気づかなかったけど、下がアスファルトだし言われてみればそれはそう。
目立つオブジェだなぁと思いつつ、ロボノファン的にはレーダードームのインパクトが強すぎるのでした。
・展望台

ここもザ・ロボノという感じの場所。
高台にあるのもあり、かなりの存在感です。
手始めにDaSH愛理ルート終盤の一枚絵と撮影。


そしてここからが今回ここで一番撮りたかった写真。






拡張プレイスゥ……。
物語内で打ち解けるまで時間がかかった分、こうしてopムービーで一緒にいる姿が多く描かれてるロボ部、良いよね。
展望台は夜の姿も見てみたい。
キルバラのスクショとかと撮っても良かったなーと後になって思った。次に行ったときはやろう。あとAvant Storyのジャケット絵とも撮りたかったな。
話に聞いていた通り、展望台はところどころ錆が目立ち始めています。宇宙ヶ丘公園は既に聖地関連で様々なものが撤去されてしまっているので、こちらも撤去などされてしまう前にまた来たいところです。
・展望広場

カイアキみさ姉がロケットの打ち上げを見た場所。ロケット関係の石碑があったりしました。

予定通り打ち上げがあった場合は私もここで見学しようと思っていたのだ。

というわけで拡張することで追体験。
打ち上げは見られませんでしたが種子島に来たことは後悔していません。自分が立てた旅行計画に後悔がないわけではないですが……。
展望台を含め、打ち上げの見学に来ていると思われる人たちが立ち寄る姿がありました。レンタカーに乗っていたので羨ましいなぁと思った。
公式見学場の一つになっているだけのことはあります。予定通りの打ち上げだったらめちゃくちゃ混んだんだろうなぁ。
・基地局

ロボノDaSHでちょっとだけ登場しました。展望台からすぐのところにあるのでかなり見つけやすいです。
有刺鉄線が張られているので、フェンスの中に電磁波照射装置が仕掛けられていたりしたら中に入って壊すのも大変だと思います。
そんなこんなで宇宙ヶ丘公園の巡礼は終了。
もっと丁寧に公園内を見たい気持ちはありましたが、基地局を見終えた時点で17時。日が沈む前にもう一つでかい聖地を見ておきたいということで撤収。
ちなみに公園内ではキャンプができるので、ここも宿泊できる聖地だったりします。私にはそれができるほどの行動力はありませんでしたが……。

ついに来た!綯さんの職場、種子島宇宙センター!
西之表からおよそ50km、自転車でここまで来ることができました。万年運動不足の身には苦しかった。君島レポートのフラグ2つ分ぐらい頑張っただろこれ。
作中でたびたび描かれた巨大なロケットの模型もあります。
ロボノDaSHのop風に撮影。


この写真を撮るのをかなり楽しみにしていました。"拡張"してるって感じがする〜。
作中で描かれたアングルでも撮影。

この日(月曜日)は宇宙科学技術館が休業日であることもあってか人が少なく、こういった写真も撮りやすかったです。
さやいんげん号くんとも撮影したぞ。


感慨〜。
と同時に、ロボノDaSHでそこそこの頻度で西之表に顔を出していた綯さんが恐ろしくなるのであった。

化け物?
いやまぁ、鉄砲祭りではJAXAの仕事としても出ているので車で移動してることもあるとは思うけども。

いやほとんど自転車で来てそ〜〜〜〜〜。
なんならハンガーにもそこそこの頻度で自転車で来てるけど、あんなちょっと顔出しに来ましたみたいな感じで来る距離ではない。
綯様、恐ろしい……。
というわけで作中で描かれたこの2箇所を見学して撤収。
ここもいろいろ見て回りたいところではありましたが、ロケット打ち上げ前というセンシティブな時期かつ休業日というところで、変に立ち入り禁止の場所に入ってしまっても嫌だなと思ったので引き上げることにしました。
あと時間も遅かったので……。
さて、種子島宇宙センターを出た時点で時間は19時過ぎ。つまり11時間かけてここに来たわけです。………ということは帰るのにも11時間かかるのでは?
仮に寄り道せず時速10kmで走れたとしても5時間かかる。しかしここまで走ってきた私にはわかる。満身創痍の私にあの道のりで時速10kmは維持できない。
帰ろうにも手遅れな時間ということで、宿に戻らず夜通し走り回るのを覚悟して南種子市街に戻ることにしました。
で、最終的になんですけど………。
現地の方に自転車ごと車で送っていただきました……。本当にありがとうございました……。
昼頃にロンソー(ファミマ)の写真を撮っていた私を見かけた(道に迷っているように見えた)そうで、声をかけてくださりました。
そこから色々助けていただき、最終的に送っていただくことになりました。種子島の人、あたたかすぎる……。
そんなこんなで無事その日のうちにホテルに戻ることができました。本当にありがとうございました……。
お店などでも観光ですかと声をかけられることは多く、離島のような場所では外から来た人を見分けられる人が多いというのは本当なんだなと思った。
そう考えると種子島に移り住んで来た綯さんはやっぱり目立つ存在なんだろうな。DaSHの綯さんルートで目撃情報がたくさん集まったのも頷ける。
そんなこんなで2日目は終了です。
はてなブログに文字数が多すぎると怒られたので後編へ続きます。
(↓後編)
sateraitoyurufuwaparaparatyahan.hatenablog.jp